2017年11月11日土曜日

インストラクター試験無事終了


一般社団法人日本セーフティカヌーイング協会のインストラクター1の試験が終了。

安部・小濱も無事に合格し、一緒に受けた十和田のカヌーカンパニー

「グリーンハウス」の村上ガイド、太田ガイドも合格となりました。



代表松澤がこの組織のイントラ資格を取得したのはもう8年前。

しばらくの間はただ個人としてインストラクターの資格を保有しているだけ

の状態が続きましたが

昨年、公認校申請を行い個人資格から組織としてジャスカが

バックについている状況へとグレードアップしました。

公認校はただの登録制ではなく、行うカヌーツアーがいかに

リスクに配慮しているかを協会へ提出します。

今ある技量とインストラクター資格のレベルが釣り合わない、

低いレベルのイントラなのに無理なツアーを行っている

という場合には公認校の申請が通ることはありません。


日本でカヌーツアーを行う人または業者は「やります!」というと

だれでも始められる業態です。

まったく知識、技術がない人でもHPがきれいだと素敵な会社に見えたりもします。

ジャスカのイントラ資格を所有している状態は

「操船技術が一定レベルあり適切なカヌーツアーを行うに当たっての
インストラクションが行える人材。」

という感じで

それに加え公認校申請を行うと

「カヌーツアーを行うに当たっての適切なインストラクションを行うガイドが在籍し、
自らの考えで安全基準をつくりアウトドアツアーを行っているのではなく、
日本全国のカヌー業者から見てもしっかりリスクマネジメントに配慮され、
適切な金額の保険に加入している組織」

そんな解釈で私は理解しています。

そしてその公認校の価値や質は自分たちが努力をしあげていかなければいけません。
公認校になったらどんなメリットがあるのですか?という質問をよく耳にしますが、

意識としては協会頼みではなく
「メリットは自分たちで作りあげていくもの」という想いが必要でしょう。

日本でのカヌー業界は完成された業界ではありません。
今年もカヌーの事故が多い年でしたし、
中途半端な業者が実に多く存在します。

カヌー・カヤックツアーのベースはまだまだ整っていないように感じます。

それを今後作っていくことができるのは
今の日本ではジャスカだけかと私は考えています。

私たちは私たちのやるべきことを。
一般の皆様にはそんないろいろある会社を選ぶ目も持ってもらいたいところです。

Naoki-M

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